PC操作ログをブラウザ上でグラフ化し分析するダッシュボードの概念図
PC操作ログをブラウザ上で可視化する分析ダッシュボード

「うちの事務員、何にどれだけ時間を使っているんだろう?」
PC作業の"見える化"で、業務改善の糸口を見つけます

CASE STUDY OVERVIEW
タイトル
PC操作ログの分析ダッシュボード
想定読者
事務員のPC作業の実態を把握し業務改善を検討したい小規模事業者の経営者・管理職の方
対象課題
誰がどのアプリにどれだけ時間を使っているかわからない。感覚ベースの業務改善に限界がある
得られる効果
PC作業の時間配分がグラフで一目瞭然になり、改善すべきポイントを具体的に見つけられます
技術タグ
データ分析・可視化 開発費:5〜10万円規模

こんな悩みはありませんか?

「事務のAさんはいつも忙しそうだけど、実際どんな作業にどれだけ時間がかかっているんだろう?」——そんな疑問を抱いたことはありませんか?残業の原因を聞いても「書類が重なって…」という答えしか返ってこない。感覚ではなんとなくわかっていても、数字で裏付けしないと改善の手が打ちにくいものです。

とくに少人数の事業所では、ひとりの事務員が経理・受発注・顧客対応を兼任していることが多く、「何にどれだけ時間をかけているか」は本人にもわからないことがあります。Excelでの入力作業なのか、メールの確認なのか、あるいは調べ物にかなり使っている時間が長いのか。

このダッシュボードは、PCの操作ログをグラフで「見える化」し、業務改善の根拠になるデータを手軽に手に入れるためのツールです。

導入の前と後

Before(手作業・感覚頼り)

  • 「忙しい」のはわかるけど、何に時間がかかっているか不明
  • 残業の原因を特定できず、改善策が打てない
  • 日報や自己申告では正確な実態がつかめない
  • 業務配分の見直しがなんとなくで終わる

After(ダッシュボードで見える化)

  • どのアプリに何分使ったかがグラフで一目瞭然
  • 時間帯ごとの作業パターンがわかり、ボトルネックを発見
  • 複数日分を比較して傾向を客観的に把握
  • データを根拠にした業務改善の提案ができる

仕組みの流れ

データの流れ:ZIPファイルからブラウザ内でパース・集計し、ダッシュボードとして表示するフロー図
▲ PC操作ログがダッシュボードになるまでの流れ
1
操作ログのZIPファイルを用意する
PCに常駐する記録ソフト「ActiveWindowLogger」が、どのアプリをいつ・どれだけ使ったかを自動でCSVに保存しています。そのファイルをZIPにまとめるだけでOKです。
ActiveWindowLoggerの記録画面。時刻・滞在時間・ウィンドウタイトル・実行ファイルパスが一覧で表示されている
ActiveWindowLoggerの記録画面 — アプリ操作が1秒単位で自動記録される
2
ブラウザでダッシュボードを開き、ZIPをドラッグ&ドロップ
HTMLファイルをダブルクリックするだけでダッシュボードが開きます。ZIPファイルをドラッグ&ドロップまたはクリックでアップロードします。
ダッシュボードのZIPファイルアップロード画面。中央にドラッグ&ドロップエリアが表示されている
ダッシュボードを開いた直後の画面 — ZIPファイルをドラッグ&ドロップするだけ
3
数秒でグラフが自動生成される
ブラウザの中だけでデータを処理するため、社外にデータが送られることはありません。数秒でKPI(重要な数値)やグラフが画面に表示されます。
4
日付を切り替えて比較・分析する
複数日分のログがあれば、日付ボタンで表示を切り替えたり、日別の推移グラフで傾向を確認できます。

ダッシュボードで見られる情報

ダッシュボードの分析結果画面。KPIカード、タイムライン、アプリ別利用時間グラフ、時間分類別の構成比が表示されている
実際のダッシュボード画面 — KPI・タイムライン・グラフが一画面に集約

KPI概況カード

1日の実稼働時間、最も長い集中した時間、離席時間、もっとも使ったアプリ、アプリの切り替え回数、使用アプリ数の6つの指標をひと目で確認できます。前日との比較も表示されるので、変化にも気づけます。

タイムライン表示

1日の作業内容をガントチャート風(横棒の帯グラフ)で表示します。「午前中はExcelに集中して、午後はメールの対応が増えている」といったパターンが視覚的にわかります。アプリ名をクリックすると、特定のアプリだけを表示・非表示に切り替えられます。

各種グラフ

アプリごとの利用時間(横棒グラフ)、生産的・管理的・非生産的の時間配分(円グラフ)、30分ごとのアプリ切替回数(折れ線グラフ)、ウィンドウごとの滞在時間ランキングなど、さまざまな角度から作業内容を分析できます。

得られる効果

数秒
ZIPを読み込むだけで
ダッシュボードが完成
6指標
KPIカードで
1日の全体像を即把握
0件
データの外部送信なし
安全ローカル処理
複数日
日別推移で
傾向の変化を発見
ご利用に必要な環境

このダッシュボードは、Chrome・Edge・Firefox・Safariの最新版で動作します。HTMLファイルをダブルクリックするだけで起動するため、特別なソフトのインストールは不要です。初回のみインターネット接続が必要ですが、2回目以降はオフラインでもお使いいただけます。

操作ログの記録には「ActiveWindowLogger」というフリーソフトが必要です。導入方法は別途ご案内いたします。

技術的なポイント

サーバ不要・安全ローカル処理

すべての処理がブラウザ内で完結します。操作ログという機密性の高いデータを外部に送る必要がないため、情報漏れの心配もありません。ZIPファイルの展開もブラウザ標準の機能(DecompressionStream)を使い、外部の追加プログラムに頼らない設計にしています。

デジタル庁のガイドライン準拠

グラフの色味を5色に制限し、すべての数値をグラフの横に併記するなど、デジタル庁「ダッシュボードデザインの実践ガイドブック」の考え方に沿って設計しています。色の見分けがつきにくい方にも情報が伝わるよう配慮しています。

約3万件のデータを数秒で処理

21日分(約30,000件のレコード)の操作ログでも、数秒でパース(データの読み取り)からグラフ描画まで完了することを確認しています。日常的な利用でストレスを感じることはありません。

こんな方に向いています

「事務員の業務負荷を客観的に把握して、人員配置や業務フローの見直しに役立てたい」という経営者・管理職の方に向いています。とくに「日報だけでは実態が見えにくい」と感じている方や、「残業削減のための根拠データがほしい」方におすすめです。

一方で、リアルタイムで従業員を監視したい、という目的には向いていません。このツールはあくまでも「本人や上長がまとめて振り返る」ための分析ツールです。また、操作ログの記録ソフトの導入には従業員への事前説明が必要です。プライバシーへの配慮を大切にしながらお使いいただくことをおすすめします。

「うちでも使える?」と思った方へ

操作ログの記録ソフトの導入から、ダッシュボードの設置・使い方のご説明まで、
まとめてサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。

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